初任者研修~研究授業・算数科「表とグラフ」

2021年6月28日 09時16分

 6月25日(金)校内初任者研修として、第1回目の研究授業を行いました。

 3年生の算数科「表とグラフ」において、1目盛りが1でない棒グラフのかき方を考え、正しくかくことができることをねらいとした授業です。

 水筒に入る水のかさが、今まで学習してきた数値と違って大きく、1目盛りを1とするとグラフに表すことができないと気付いた子どもたち。今日のめあては「数が大きい時のぼうグラフのかき方は?」です。さて、そこで1つの目盛りをいくつにすれば良いのかを考え、話し合いました。

「100がいいです。」

「50だと数えるのに時間がかかる。」

「それに、グラフに入りきらないよ。」

など、大型提示装置に映されたグラフを指しながら練り合いをしました。友達に自分の考えを伝えようと積極的に発表したり、友達の方をしっかりと見て意見を聞いたりする子どもたち。すばらしいですそして「1番大きい数とめもりの数を見て、1めもりの大きさを工夫するとよい」と分かり、実際にグラフをかきました。困っているとヒントカードが登場し、グラフをかく手順や目盛りの大きさを分かりやすく示してもらえました。

 授業後には研究協議を行い、視覚化・焦点化・共有化といったユニバーサルデザイン化された「分かる・考える・伸びる」授業の実現に向けての話合いが行われました。