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今日の給食はこどもの日献立

2023年5月8日 13時15分
お知らせ

皐月8日

 5月5日は「端午の節句」であり「こどもの日」ということで、今日8日の給食は「こどもの日献立」で、チキンライス、カラフルサラダ、オニオンスープ、柏餅というメニューでした。

 「端午の節句」は、奈良時代ごろに中国から伝わったと言われています。当時の人々は、病気や災いを防ぐための節句として、菖蒲やよもぎを軒下に飾ったり、菖蒲湯に入ったりしていたそうです。

 鎌倉時代ごろから「菖蒲」と「尚武(武士道を尊ぶこと)」がつながり、男の子の成長を祝うせっくとされ、江戸時代になって、この風習が一般の人々に広まっていき、3月3日の女の子の成長を祝う「上巳の節句」に対して5月5日の男の子の成長を祝う「端午の節句」となったそうです。

 そして、1948年国民の祝日に関する法律で「こどもの日」を制定するときに、端午の節句であった5月5日が当てられました。「こどもの日」とは、「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかると共に母に感謝する日」と祝日法に定められています。

 ジェンダーフリー、ジェンダーレスが当たり前となってきた現代、「男の子の節句」「女の子の節句」と分けるより、5月5日を「こどもの日」として捉えるほうが時代に合っているかもしれませんね。

 今日の給食にも出ましたが、子どもの日には、柏餅を食べる風習がありますが、それは、柏の木が、春に新芽が出てこないと古い歯が落ちないという特徴があることから、子孫が繫栄するというイメージと結びついて、江戸時代ころから柏餅が食べられるようになったそうです。